058-273-1445
受付時間 8:30~17:30
株式会社テクノア
株式会社テクノア

CASE STUDY 導入事例

CASE.13

社会医療法人 恵佑会第2病院 様(北海道札幌市)

消化器専門・がん治療に強みを持つ恵佑会第2病院様は、地域医療貢献と集患を目的に健診サービスを開始。
『iD-Heart』を活用してサービスの質の向上を図り、アプリ、AI活用など、さらなる発展を目指しています。

#病院 #電子カルテ連携 #診療並行 #新規導入 #年1,000件未満

社会医療法人 恵佑会様は、札幌市白石区で医療機関や訪問看護ステーションを運営する医療法人グループです。
地域がん診療連携拠点病院として、がんの外科的治療を得意とする札幌病院様と、消化器内科を中心に内視鏡治療を行う第2病院様が連携し、高度ながん治療の提供に取り組まれています。  

1981年に開設された札幌病院様は2004年に電子カルテを導入。
2012年に開院された第2病院様では、専用回線で札幌病院様と電子カルテを共有。
情報連携を行なって診療の効率化を図り、地域の方々の医療や健康に貢献されています。

2024年、第2病院様での健診サービス立ち上げをきっかけに『iD-Heart』(Ver.5)を導入されました。
社会医療法人 恵佑会 理事・第2病院事務部長で健診部門立ち上げの中心人物である渡邊様と、健診部門を取り仕切る第2病院医事課長の佐久間様に、導入の背景や運用についてお話を伺いました。


 健診部門、ゼロからのスタート - 地域医療への新たな取り組み

023 左:法人理事・第2病院事務部長の渡邊様 右:第2病院医事課長の佐久間様

渡邊様:
当院(第2病院様)は、札幌病院で増加した内視鏡検査・治療を専門的に行うため、2012年3月に開院しました。
食道がんをはじめとする消化器系がんの手術件数が全国トップレベルの病院として知られています。
 週刊朝日MOOK『手術数でわかるいい病院2024』|朝日新聞出版発行
(恵佑会第2病院様Webサイトに掲載)

患者様やご家族から「人間ドックや健診を受けたい」という要望が以前から多く、また他の健診機関で精密検査が必要と判断された方が当院を紹介されて来院されるケースも少なくありませんでした。
こうした背景から地域医療への貢献と集患策を目的に、健診サービス立ち上げを提案し、決定しました。

落ち着いたアメニティで来院者からの評判も高い

落ち着いた雰囲気のアメニティで来院者からの評判も高い

佐久間様:
健診サービス提供前は、法人職員の健診や一部の企業健診を手書きで対応していましたが、300人分を超える作業は負担が大きかったのです。
検体検査結果を印字する簡易システムこそありましたが、肝心の判定機能がなく印刷だけ行っていました。
当院では健診センター勤務経験者もいなかったため、すべてが手探りでした。
スタート時期が決まっている中で、早急に効率的かつ確実な体制構築が求められていたのです。

 効率化の鍵を握るシステム選び - 専門家不在の中での決断

渡邊様:
本格的な健診サービスにおいては「見やすい帳票と正確な結果提供」が不可欠だと考えていました。
そのためには専用システムの導入が急務だと判断していたのです。
小規模施設でも導入実績が多く、価格がリーズナブルな『iD-Heart』は、短期間で立ち上げ可能な点も魅力でした。
さらに、札幌病院との専用回線上で両病院がデータを共有できることも大きな決め手で、当院にサーバーを設置し、双方で利用できる環境を整えました。

佐久間様:
私はシステムの選定に直接関与していませんが、『iD-Heart』の導入は大正解だったと実感しています。
自動判定機能や豊富な標準帳票に加え、「ピタッと帳票」で当院独自の帳票を作成できるため、初めての健診システムでも運用しやすいと感じました。
短期間での稼働に向け、インストラクターによる重点的なサポートを受けられたことも、導入後の不安を大きく軽減してくれました。

サポートにも高い評価をいただく

サポートにも高い評価をいただく

健診サービス、『iD-Heart』とのはじめの一歩

佐久間様:
企業健診を本格的に受け入れるのは当院として初めての経験でした。
専任スタッフはいないため、医事課担当者が健診も兼務しています。
そんな状況でも、『iD-Heart』は健診の流れに沿った操作設計となっており、予約・受付から結果入力・判定・帳票印刷までスムーズに習得できました。
企業ごとの契約情報を登録する機能によって、請求書作成や売上集計が容易になるだけでなく、健診項目の入力ミスも防げるため、業務の効率化が実現しました。  

テクノアのインストラクターは単なるシステム説明だけでなく、運用面でのアドバイスを積極的に提供してくれるため、スタッフの不安が大幅に解消されました。
結果として、無理なく確実にサービスを立ち上げられ、医療機関として必要な健診提供の質をしっかり担保できていると感じています。

渡邊様:
健診サービスを立ち上げることは、当院が担うべき「がんを早期に発見し、適切に治療する」という使命とも直結しています。
提案した以上、成果を出す責任を感じていましたが、導入以降、医師からも「受診者数をさらに増やせるのではないか」という意見が出るなど、今では健診の受け入れ拡大が院内の共通認識になりつつあります。
当院は消化器内科に特化し、内視鏡検査室を5室備えるなど高度な医療環境を整えてきました。
この強みをさらに活かしながら、『iD-Heart』を活用してより多くの患者様に質の高い医療を提供していければと思います。

開院当初より内視鏡室を5室備える

開院当初より内視鏡室を5室備える

当院らしさを形に - より良い健診を目指して

佐久間様:
当院では専用の健診センターや検査室を設けておらず、通常の外来・入院診療と平行して受診者を受け入れているため、健診だけに注力できるスタッフがまだ限られています。
その結果、『iD-Heart』の豊富な機能を十分に使いきれていない面もあります。
しかし今後は、2次検査案内の管理機能を電子カルテと連携させるなど、受診者のフォローアップをより強化する予定です。
さらにカラー報告書は受診者から好評なので、当院の特色である「胃・大腸内視鏡の同日検査が可能」などをわかりやすくアピールできるよう、独自要素を盛り込んだ帳票作成にも取り組んでいきたいと考えています。

018

採血や測定、腹部エコーなどは診療と並行で行う

渡邊様:
高額ドック(エグゼクティブドック)や富裕層・インバウンド患者向けのサービスなど、当院ならではの健診プログラムを充実させつつ、地域医療機関としての健康指導にもいっそう力を入れる必要があります。
これらの多彩な取り組みを効率よく進めるためには、スタッフが過剰な負担を感じずに運営できる仕組みづくりが不可欠です。
『iD-Heart』をさらに活用し、業務効率と運用の質を高めながら、今後も地域の皆様にとってより頼りになる病院を目指していきます。

健診の未来を描く - 新技術で患者様の健康を守る

渡邊様:
今後は健診結果参照アプリ、AI予測システムなどを活用して健診の重要性を広く案内し、継続的に受診していただくことを促進したいと考えています。
現在、結果を迅速にアップロードしてタイムリーに見ていただける専用アプリを導入しました。
今後は問診や予約で活用することを考えて、院内での方針検討や技術的な相談を進めています。
最新の学会情報なども取得し、AIを活用した予防医療の高度化も積極的に検討していく方針です。

佐久間様:
現状では専任スタッフはいませんが、健診件数増加に向けて体制を整えていきます。
協会けんぽの認定取得や健診件数が減少する冬期の対策など、課題は多数あります。
まずは『iD-Heart』の機能を活かして健診サービスを安定運営させることが最優先です。
そのために、他施設の事例を参考に受診者サービスを拡大していきたいと考えています。
また、現在は医師会へ委託している国保の特定健診(住民健診)の対応も『iD-Heart』に登録していく予定です。
安定運営のためにはサポートセンターを有効活用して、業務効率化とサービス向上を両立させていきます。


ご対応いただきありがとうございました。健診件数増加に向けたサポートもお任せください。

 

◼️連携している健診サービスシステム

システムの種類 システム名称 提供社
健診結果参照アプリ CARADA健診サポート 株式会社エムティーアイ
AI予測システム 健診結果予測シミュレーション NECソリューションイノベータ株式会社

 

CUSTOMER INFORMATION

施設情報

所在地

北海道札幌市白石区本通13丁目北7番1号

施設名

社会医療法人 恵佑会第2病院

電話番号

011-863-2111

URL
健診件数

 年間 約800件(2025年2月時点)

ライセンス数

5ライセンス(2施設で使用)

PAGE
TOP